2026年6月10日·その他·ぶら下がり取材
【全文】天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議後ぶら下がり取材/政務調査会長・古川あおい(2026年6月10日)の要約
古川あおい政務調査会長が6月10日のぶら下がり取材で、皇室典範に関する立法府のとりまとめ(一案・二案)を了承した理由と、今後の立法に向けた考えを話しました。
2026年6月10日、チームみらいの政務調査会長・古川あおいさんが、皇室典範特例法に関する全体会議の後、記者のぶら下がり取材に答えました。テーマは「皇族数をどう確保するか」という、今まさに国会で議論されている重要な問題です。
会議ではどんな話があったの?
今回の全体会議は、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法(皇位継承に関するルールを定めた法律)」の附帯決議(法律に添える付帯的な求め)に基づき、政府が示した検討結果を受けて、国会がどう対応するかを話し合う場でした。
- 6月8日(月)の会議に続いて、各党・各会派が発言
- 会議の最後に、議長・副議長の間で議論が行われ、とりまとめが成立しました
- チームみらいの立場は月曜日から変わらず、一案・二案ともに了とするというものでした
一案・二案って何?
今回のとりまとめには、皇族数を確保するための2つの案が示されています。
- 一案:「女性皇族が結婚した後も皇族の身分を維持できるようにする」という案です。過去の歴史とも整合的だとして、チームみらいは賛成しています。ただし、その配偶者や子どもに皇族の身分を与えることには、これまで通り反対の立場をとっています。
- 二案:「皇籍を離れた旧11宮家の男系男子を養子に迎える」という案です。皇室では従来、養子縁組が認められてこなかった歴史があるため、慎重に扱うべき問題ですが、今回のとりまとめでは養子縁組の対象年齢や本人の意思を考慮する旨が記載されており、チームみらいはこれを前向きに受け止めました。
チームみらいの立場は?
古川さんは、一案・二案ともに「了とする(賛成する)」 と明言しました。理由はこうです。
- 一案・二案とも、チームみらいが最初から持っていた考え方と一致している
- 二案については、あえて抽象的な書き方にとどめることで幅広い合意を得る配慮が見られた
- 旧来の養子縁組が認められなかった歴史を踏まえ、本人の意思や年齢への配慮があると評価できる
「立法府の総意」と言えるの?
記者からは、「立憲民主党が一案のみ賛成し、二案には回答していないのに、総意と言えるのか」という質問が出ました。
古川さんの答えはこうです。最終的に、議長・副議長が与党・野党双方の意見を代表して議論し、とりまとめをまとめた。その過程を踏まえれば、「一定、立法府の総意と言える」というものでした。
今後どうなるの?
- 今回の立法府のとりまとめをもとに、政府に対して法律をつくるよう求める流れになる見通しです
- 古川さんは「皇室の地位は国民の総意に基づくもの。立法に際しては国民の意見を幅広く聞きながら議論を進めることが大切」と強調しました