【全文】衆議院 憲法審査会 発言/政調会長・古川あおい(2026年7月16日)の要約
古川あおい議員が衆議院憲法審査会で憲法論議の進め方や残された課題について発言しました。
衆議院の憲法審査会で、チームみらいの古川あおい政調会長が「憲法論議をどう進めるべきか」について発言しました。改正の賛否そのものより、話し合いの手順や、憲法を変えなくても解決できる課題があることを訴えた内容です。
古川議員はまず、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義という三つの大原則(憲法の土台となる基本ルールのこと)を守った上で、時代に合わせて憲法を見直すこと自体は前向きだと述べました。ただし、改正に賛成か反対かという二項対立で考えるのではなく、まず「何を実現したいか」を決めて、その手段の一つとして改正を検討すべきだと指摘しました。
議論を建設的にするため、(1) 手続きの整備と個別条項の中身を分けて考える、(2) 何が問題なのか(立法事実、問題の背景となる事実のこと)をまず共有する、(3) テーマを絞って集中的に話し合う、という3つの進め方を提案しました。過去の国会で「出席」の意味について段階を踏んで議論し、結論を出した前例も紹介しています。
国民投票の際にAIによる偽の映像・発言が出回る危険への対策や、海外・離島に住む人、障害のある人、被災地の人など投票に行きにくい人のための電子投票・インターネット投票の導入は、憲法改正を待たずに進めるべき課題だと強調しました。
一方で、選挙が長期間できない非常事態が起きた場合、参議院の緊急集会だけでは対応しきれない可能性がある点は、今後も検討が必要な課題として挙げました。ただし、議員の任期を選挙なしに延長することには慎重な姿勢を示し、まずは選挙制度自体を強くする取り組みが必要だとしています。
古川議員は、憲法は国民全体のものであり数の力で押し切るべきではないと強調し、結党したばかりの政党として、これまでの議論の蓄積を尊重しながら貢献していきたいと締めくくりました。