いまきたみらい
2026年11月6日·衆議院·本会議·本会議

【全文】衆議院 本会議 討論/広報本部長・峰島侑也(2026年11月6日)の要約

峰島侑也議員が衆議院本会議で飲食料品の消費税減税法案について反対討論をしました。

2026年11月6日、衆議院本会議で、食料品の消費税を一時的に下げる法案などについて採決前の討論が行われました。チームみらいの峰島侑也議員は、会派を代表して反対の立場から意見を述べました。

どんな法案?
  • 飲食料品にかかる消費税率を、期間を限って引き下げる法案です。
  • あわせて、働く人の負担を軽くするための「就業者負担軽減支援金」を支給する法案も対象です。

物価高に苦しむ人を支えたいという思いは、チームみらいも同じだと峰島議員は述べました。そのうえで、委員会で質疑を重ねても懸念が解消されなかったため、反対するとしています。

反対の理由1:減税分が届く保証がない
  • 大臣は、値下げに100%反映されるかは保証できないと答弁しました。
  • 事業者に値下げの義務はなく、届くかどうかは市場任せです。
  • ドイツの減税では、食料品の価格への反映は平均7割程度だったという報告があります。
  • 日本でも7割なら、年4.3兆円の減税のうち約1.3兆円は国民に届かない計算です。
反対の理由2:支援が必要な人に厚く届かない
  • 消費税の減税は、買い物の額が多い高所得の人ほど恩恵が大きくなります。
  • チームみらいの試算では、中低所得の方に届くのは約1.2兆円です。同じ財源を所得に応じた給付にすれば約3.7兆円、およそ3倍を届けられるとしています。
  • 年金で暮らす方は支援金の対象外です。2年後に税率が戻ると食費はすぐ上がりますが、年金への反映は翌年度で、しかもマクロ経済スライド(年金の伸びを物価より抑える仕組み)のため物価ほど伸びません。
  • 支援金も、所得の上下限や金額が示されないまま審議に入り、恒久的な財源も示されていません。
反対の理由3:事業者の現場に負担がかかる
  • 2年で2回の税率変更は、事業者にとって大きな負担です。
  • ある小売の方は、300円で売りたい商品を298円にするなど細かく価格を決めていると話し、その苦労が国には分かっていないのでは、と語ったそうです。
  • 事業者への支援の中身や規模は未定で、支援を受けるにも書類作成などの手間がかかります。
代わりに何が必要?
  • 働く人の負担軽減の本丸は社会保険料の引下げだと主張しました。
  • 現役世代は、後期高齢者医療への支援金として年7.7兆円、1人あたり約8万円前後を負担しています。これを税で社会全体で支え、保険料を下げるべきだとしています。
  • 保険料の半分は事業主の負担なので、下げれば働き控えだけでなく雇い控えも防げます。
  • 一律の食料品減税ではなく、所得に応じた給付と社会保険料の引下げを提案しました。