天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応皇室典範特例法案に関する全体会議における会派の意見表明(2026年4月15日)の要約
安野貴博代表が皇位継承等に関する全体会議で皇族数確保や女性天皇のあり方についてチームみらいの考えを表明しました。
チームみらい代表の安野貴博議員が、皇位継承のあり方を話し合う「全体会議」で、党としての考えを表明しました。減りつつある皇族の数をどう確保するか、そして将来の皇位継承をどう考えるかについて、具体的な提案を示しています。
国会には、皇位継承(天皇のお仕事を誰が引き継ぐかという問題)について、各党が意見を出し合う場があります。実は9年前にも国会で「速やかに議論を進めよう」と決めていたのですが、結論が出ないまま時間が経ってしまっていました。安野議員はこの場で「合意できる部分から着実に結論を出していくべき段階に来ている」と訴えました。
今は、女性の皇族(内親王さまや女王さま)は結婚すると皇族でなくなるルールです。これを変えて、結婚後も皇族のままでいられるようにしようという案について、チームみらいは賛成の立場を示しました。
- 対象の広さ: 内親王(天皇のお子さま)だけでなく、女王(より遠縁の女性皇族)まで含めるべき
- 配偶者と子ども: 結婚相手とその子どもは、原則として一般国民のままとする
「結婚相手が一般国民のままだと実務面で課題が出るのでは」という指摘もありますが、それは具体的な制度設計の中で丁寧に検討していけばよい、という考え方です。
ここはちょっと専門的ですが、大事なポイントです。
- 女性天皇(父方をたどると天皇に行きつく女性=男系の女子が天皇になること): 歴史上の先例もあるため、認めるべきと表明
- 女系天皇(母方のみで天皇につながる方が天皇になること): 長く続いた男系継承の原則を変える重い判断になるため、慎重な議論が必要
ただし、女性天皇を認めるという議論は、あくまで次の世代以降の話。悠仁親王殿下までの今の皇位継承の流れは変えない、という前提を置いている点もポイントです。
別の案として、皇室の血筋につらなる「男系男子」を皇族として養子に迎えるという議論もあります。これについてもチームみらいは「皇族数を確保する方策の一つとしてあり得る」とし、国民の理解を得ながら丁寧に進めるべきだとしました。
安野議員は最後に、「まずは皇族数を確保する方策について着実に結論を出し、その上で安定的な皇位継承の議論についても先送りせずに取り組んでいくことが立法府(国会)の責務だ」と締めくくりました。長年止まっていた議論を、合意できるところから前に進めようというメッセージです。