いまきたみらい
2026年3月27日·その他

みらい議会「AIインタビュー機能」リリースの要約

チームみらいが「みらい議会」サイトに『AIインタビュー機能』を試験的に追加し、法案への意見をAIが対話形式で集める仕組みを始めました。

チームみらいが運営する政策プラットフォーム「みらい議会」に、新しく「AIインタビュー機能」が試験的に追加されました。法案について、誰でもAIと対話する形で意見や提案を出せる仕組みです。

みらい議会ってなに?

「みらい議会」は、国会で議論される法案などをわかりやすく解説するために、チームみらいが昨年10月に公開したWebサイトです。これまでの約5か月間で約34万人が訪れ、合計130万回ほど閲覧されてきました。法律の文言を読むのは大変なので、その内容を読みやすい形で届けるのが、これまでの主な役割でした。

何が新しくなったの?

今回のアップデートで加わったのが「AIインタビュー機能」です。法案ごとに用意されたページで、AIと一問一答していくと、自分の意見や立場を伝えられる仕組みになっています。

これまで政治に意見を伝える方法には、こんな選択肢がありました。

  • アンケートフォーム: 多くの人に答えてもらえるけれど、深掘りした質問はしにくい
  • 対面インタビュー: 深く話せるけれど、人手がかかるので大人数からは聞けない

AIインタビューはその中間を狙ったものです。AIが回答に応じて追加の質問を投げてくれるので、深掘りしながら、同時に大人数の声を集められるのが特徴です。センシティブな話題でも、相手が人ではなくAIなので答えやすいというメリットもあります。

集まった意見はどう使われるの?

集まった意見は、チームみらいの12議席の議員が委員会質疑(国会の各委員会で大臣などに質問する場)などで参考にしていくと説明されています。政治家に直接声を届けにくかった人にも、政策議論に参加してもらう入り口を増やすのが狙いです。

実績としては、昨年11月に国会議員の定数削減について実施したAIインタビューで、約3000人が回答し合計1769時間分の声が集まったとのこと。現在はデジタル教科書を正式に認めるための法案(学校教育法等の一部改正案)について実施中で、誰でも参加できます。

これからどうなる?

今回はあくまで試験的な実装で、今後は対象となる法案を増やしていく予定です。さらに近いうちに、AIインタビューで集まった意見を匿名で公開する機能も追加される予定で、他の人がどんな意見を出しているのかも見られるようになるそうです。

「オンラインで聞ける声がすべてではない」と断ったうえで、対面・電話・オンラインなど色々な手段の入り口を増やし、より広く市民の声を国会に届けたい――そんな方向性が示された発表でした。