いまきたみらい
2026年5月20日·その他·ぶら下がり会見

【全文】国民会議 第11回実務者会議後ぶら下がり会見/峰島侑也・古川あおい(2026年5月20日)の要約

会話形式(原文ベース)

  • 記者
    記者 今日、チームみらいとして発言されたこと、訴えた内容についてお伺いします。
  • 峰島
    本日は、から改めて(案)と、その進捗報告をいただき、そちらに関して各党がコメントや質問をするという場でした。 チームみらいとしては、今回の会議で改めて二点申し上げました。一点目は、チームみらいとして考えているのあり方の確認です。二点目は、給付のみの支援に対する疑問への言及です。 たとえば支給額の設計について、会議では「一定ラインからを少しずつ増やし、一定のラインからまた少しずつ下げていく」という、就労促進を重視した案が提示されていました。これに対してチームみらいとしては、むしろ所得が低い方に対してより厚い給付を行い、そこから右肩下がりでしていく設計のほうが望ましいという意見を申し上げました。 今回ののヒアリングでは、に疑問を呈する有識者の方もいらっしゃいました。これに対してチームみらいとしては、給付とを組み合わせた場合、自治体の業務負荷が非常に高くなるという現場の声を踏まえ、に合理性があると考えています。 自治体へのヒアリングでも「やるならどちらか一本に」という声がある一方、では税を引き切れない方への支援が不透明になるという懸念があります。こうした点からも、がより適切な設計ではないかと改めて申し上げました。
  • 記者
    就労促進にあたって、具体的にどの(金額の)ラインで引くのか、今日の会議で何か数字は示されましたか。
  • 峰島
    からの具体的な数字の提示はなく、「こういうライン(給付カーブの形状)が望ましいのではないか」という全体のイメージが示されるにとどまりました。
  • 古川
    給付のイメージとして、一定所得までさせてそこからさせる案や、一定所得までは定額としそこから低減させる案など、複数のパターンが提示されていました。 ただ、いずれかの結論を示すものではなく、「こういった考え方もある」というでの意見の紹介にとどまるものでした。チームみらいとしては、中低所得者の支援という観点から、段階的に区切る設計では新たな「」や「」が生じてしまうため、所得に応じてなだらかにしていく設計が望ましいとお伝えしました。
  • 記者
    支援の対象と財源の確保について、何か意見はありましたか。
  • 峰島
    財源の確保については、「一時的な財源に頼るのではなく、恒久的な財源を確保すべき」という意見にとどまり、具体的な財源の在り方についての議論はありませんでした。 支援の対象については、各党で議論が進んでいるところで、「まずは勤労世帯をしっかり支援すべき」という意見がある一方、「既存の制度からこぼれ落ちている方々をより手厚く支援すべきではないか」という意見もありました。 チームみらいとしては、すべての方に必要な支援が届くことが大切だと考えています。その上で、既存の制度も有効活用しながら、実際の執行において何が最も合理的かという観点で線引きをしていくのが望ましいと考えております。
  • 記者
    今日、議論の中で何か合意に至った点はあったのでしょうか。
  • 峰島
    今日、新たに合意したところはなかったと思います。ただ、これまでの議論の中でも、こうした制度が大切であるということや、既存制度における「」に代表されるいびつさをを修正していかなければならないという点については、広く合意が取れているように思います。
  • 記者
    来週から、減税についての議論も予定されているようですが、そのあたりのスケジュール感は何か示されましたでしょうか。
  • 古川
    会議の終盤、来週もの話になると。今日さまざまな意見も出たので、来週もの話を引き続きやることになるようです。
  • 記者
    それより先の見通しについては、まだ話題になっていないという認識でよいでしょうか。
  • 古川
    次々回以降についての言及はありませんでした。
  • 記者
    チームみらいとしては、給付一本の方が合理的とお考えとのことですが、議論において、他党さんはやはりで始めるべきだというように、意見が分かれたという認識でよろしいでしょうか。
  • 峰島
    率直に言うと、結構分かれています。、つまり給付とを合わせるべきだという党は少ないかもしれませんが、たとえばから始めるべきではという主張をされている政党さんはいらっしゃいました。 ですから、そこに関しては意見が一致しない部分もあります。ただ本日、私からも申し上げましたが、いわゆる会社勤めをされていて、(政府が)支援したい金額分だけ税金をすでに払われている方、つまり税金を引ける方に関しては、おっしゃるとおり、の方が簡単という可能性は十分にあると思います。そこについては私も同意見です。 ただ先ほど申し上げたように、そので引き切れない場合にどうするのかという点が、やはり不透明だと思っております。そのためチームみらいとしては、給付一本という策を推しています。
  • 記者
    意見が分かれてるところについて、今後どのように意見をまとめていくのか、進め方については話題に上がりましたでしょうか。
  • 峰島
    進め方の話はございませんでしたが、チームみらいとして期待しているのは、やはりあらゆる選択肢がしっかりと議論の俎上に上がって、それが一定の基準で比較がされていくべきだということです。 それはたとえば、支援したい方々にしっかり支援が届くか、スピード感やコスト、そういった諸々の観点から、それらが横並びでしっかりと比較されていくことを期待をしております。
  • 古川
    給付がよいか、がよいかという方法論だけを切り取った議論では、「の方が簡単」「早い」「負担が少ない」というように、理由がそれぞれ微妙に異なっており、議論が噛み合いにくい面があります。条件をある程度揃えた上で、実際にどちらが早く実施できるか、事務負担はどうかといった点を比較できれば、より建設的な議論につながるのではないかと考えています。
  • 記者
    来週、チームみらい案を出されるとのことですが、このタイミングで発表される狙いは?
  • 峰島
    このが始まった際、夏前までにるという話があったと記憶しており、これからそのに向けて議論が加速していくことが予想されます。 これまでは概念的な議論にとどまっていましたが、が近づくこのタイミングで、チームみらい案のより具体的な内容、どのような合理性があり、どの程度のスピード感で実現できそうかということを、改めて皆さんにお伝えしたいと考えています。たとえば地方自治体の方にお話を伺ったり、ヒアリングを重ねて、自分たちの案を磨いてきましたので、それを皆さんにお知らせしたいと思っております。
  • 記者
    で議論が始まった当初から、「」という名称の通り、世の中ではとの組み合わせをイメージされている方が多いと思います。これを給付に一本化するとなると、一般的に想定されている制度とは異なるものになりますが、どのように説明し、理解を得ていくことが望ましいとお考えですか。
  • 峰島
    そこについては、大きな問題はないと思っています。 というのは、やはり皆さまが求めているのは適切な支援であり、それが給付によってなされるのか、によってなされるのかという違いが、大きな政策効果の違いを生まないことは、でもすでに言及されているところです。 かつ、日本のを語る際、よく英国のの話が出ますが、英国やフランスでも、もともとで始まり、その後、給付一本に変化しています。従って、他国の事例を見ても、する方が合理的であるということは一定言えるのではないかと思っております。ですから、この点については問題ないかと思います。