2026年5月27日·その他·ぶら下がり会見
【全文】国民会議 第12回実務者会議後ぶら下がり会見/峰島侑也・古川あおい(2026年5月27日)の要約
会話形式(原文ベース)
- 記者本日も、に関して議論が進められたと思いますが、どういった議論があったか教えてください。
- 峰島本日は、これまでのやでの意見を踏まえた、のより具体的な制度設計について、事務局からご説明があり、それに対して各党が意見を述べるという場でした。金額等はまだ入っていない段階ではありますが、より具体的なイメージが示されました。
- 記者チームみらいとしては、どのような意見を述べられましたか。
- 峰島まず全体として、事務局案を評価しているポイントがいくつかございます。 一点目は、所得に連動して給付を行なっていくという点で、そのとき必ずしもにこだわらず、メリットのある方法をとっていくという方向性が、チームみらいが考えている方向性とも近いということです。 二点目は、子育て世帯への配慮がしっかり記載されていたこと。 三点目は、給付事務において地方に丸投げするのではなく、コールセンターの準備や給付額算定のためのツール作成など、国が積極的に関与していくことが明記されていた点です。 一方で、今後も議論が必要だと考えている点は、今回の事務局案では、一定の所得ラインから勤労促進のために給付額を少しずつ増やしていくということですが、それによってどの程度の就労促進を目指すのか、またその効果測定(をどうするか)などについては、今後より議論が必要だろうと申し上げました。
- 古川「」という名前だけれども、現時点の案は給付に一本化する、とりあえず給付で始める形になっていることについて、他の党から「それでよいのか」というコメントがありました。その点について私の考えを述べさせていただきました。 諸外国の例を見ると、給付との組み合わせで始まったけれども、最終的に給付に落ち着いたという例もあります。を、諸外国を見習いながら始めていこうとなったときに、とセットにするのがいいのか、給付一本とするのか、最終的には、どちらもあり得るのではないかと。 そのときに、(検討段階での)名称に縛られるのではなく、だと何がいいのか、給付だと何がいいのかということを比べて、より合理的な方法を選ぶべきではないかということを申し上げました。
- 記者今後の議論の進め方として、何か決まったことはありますか。
- 峰島次回の日時については、の件も各種報道で噂されている通り、スケジュールが流動的な状況です。定例日の6月3日を所与としつつ、そのときの状況を見ながら、スケジュールを決定することになっています。 次回の内容としては、前半で引き続きについて議論しつつ、後半では、「」と言われていますが、を導入するまでの物価高対策をどうするかという議論も一部進めていくと伺っております。
- 記者先日のチームみらいさんからの提言について、本日の会議でお話されたのでしょうか。
- 峰島本日は、を議論する場でしたので、チームみらいの提言について申し上げてはいませんが、そちらについても、の場でも紹介する時間をいただきたいと思っているので、事務局の方々とのご相談もあるかなと思っております。
- 記者次回もについて前半議論するということですが、今日合意した点や、残る論点はどこかといったことはありましたでしょうか。
- 峰島合意した点の明示はありませんでしたが、特に各党、ご意見が多かった点としては、開始時が仮にこれ(事務局案)だったとして、長期的にどのような形を目指すのかについて、より議論を尽くすべきでないかという声が複数の党からありましたし、チームみらいとしても同じように考えています。 今回、「小さく産んで大きく育てる」という話がでもありましたが、「小さく産む」イメージとしては、これ(事務局案)だと。 一方で、「大きく育てる」というのは、どういったところに最終ゴールを置くのか、より議論がされていくと考えています。その中で、給付の対象についても、誰が支援の対象になるかについてはまだ具体的に決まっているものがないので、それも含めて、より綿密な議論が必要になると考えています。
- 記者念のため確認ですが、今日は「給付から始めて、その後にを導入する」といった方針が合意されたり、決まったわけではないということでしょうか。
- 峰島ではないですね。
- 記者今日、事務局側が出してきたものは、にはこだわらないということだったんですけれども。
- 峰島おっしゃるとおりです。はい。
- 記者事務局案には、の考え方も、一応書いてはあったのでしょうか。
- 峰島本日公開される資料の資料2の3ページ、箇条書きの一つ目に、「給付に一本化して、所得に連動したきめ細かな支援を実現する」という表現がありますので、ここが対応するところかなと思います。 については、資料の中で議論されているわけではありませんが、先ほど古川が申し上げた通り、チームみらいは、の議論を完全に排するものではありません。 ただ仮に、を取り入れるとした場合、それによってどのような政策効果を期待したいのか。そしてそれを実現するために、本当にがベストなのかという点は、しっかり議論がなされるべきだろうと考えております。
- 記者先日、みらいさんが発表されたの案と、今日、事務局が示した案との相違点はどこでしょうか。
- 古川まず、チームみらいが先日お示しした案は、の実現までの間の「つなぎ政策」として、消費税減税ではなくにしたほうがいいのではないかというものであり、将来的に実現したいへの対案ではありません。 本日示されたのは、将来的にどのようなにしたいかという話だったので、その案と、チームみらいの案とを比較することは妥当ではないように思います。
- 峰島目的も異なりますね。
- 記者か、最終形かという違いがある前提で、違いがあるかというのは、お答え可能ですか?
- 峰島今回の事務局案は「中低所得者層の生活支援」と「就労促進」の2つを目的としており、それを実現するまでのは、目下の物価高対策がテーマとなっています。 それは今、政府の方でも検討されており、消費税減税も同じ目的を持っていると思いますが、その点で言うと、チームみらいが先日発表したものも、やはり目の前の物価高対策をどう乗り切るかということが主眼になっております。 そこから派生して、本日事務方から共有していただいた案については、横軸が収入になっていまして、一定の収入から徐々に給付額が増えていくラインがあります。より働いた分だけさらに給付ももらえるという形で、就労促進をしていこうという設計です。 一方、チームみらいがとして発表しているのは、物価高対策として特に中低所得者層の方々にいかに厚く支援を届けるかというところを主眼にしているため、基本的には右肩下がり、つまり所得が上がるにつれて給付が低減していく構造になっております。そこが大きな違いです。
- 記者今日の事務局案を踏まえて、次回会合までにチームみらいとして、党内での意思決定の手続きを経る予定はありますか。
- 峰島必要だと考えています。今回示された就労促進を目的とした「山型」の給付設計については、それが本当に正しいのかどうか、の古川を中心にしっかり検討が必要だと考えております。具体的な日程は現時点では決まっておりません。
- 記者事務局案について、チームみらいさんの評価をもう少し伺えればと思います。先ほど、所得に応じて給付が変化していくことと、必ずしもにこだわらないという点で方向性が一致しているとおっしゃっていましたが、一方でと比べると方向性が違ってくる部分もあるかと思います。 その上で、今回の事務局案について、現段階で賛否とは言えないとしても、評価している点と、今後議論が必要だとお考えの点について、具体的に現時点のお考えがあればお聞かせください。
- 峰島まず評価している点ですが、全体的なイメージとしては、チームみらいが考えているものと軌を一にしていると思っております。 所得に連動した給付を行っていくこと、国がしっかり介入することで、自治体の方々の負担を上げずに給付を実施していくところは、思想を同じくしていると感じますし、より長期的な制度設計において、子育て世帯にしっかりと配慮がしていくことも必要な観点だと考えておりますので、その点も評価しております。 一方で、議論が必要だと考えている点は、就労促進を目的として給付額を段階的に増やしていく設計において、最も所得が低い方々の生活が十分に守られるかという観点と、その設計によって、実際にどの程度の就労促進効果が期待できるのかという点です。ここは十分に議論が尽くされるべきだと考えております。
- 記者財源についての議論は今日の会議でありましたか。またチームみらいとしての財源についての考え方を改めて教えてください。
- 峰島本日、の中で財源についての議論はありませんでした。 チームみらいとしての考え方については、一貫して申し上げておりますが、仮に消費税減税をするための財源があるのであれば、その財源をより効果的に使えるに充てるべきだというものです。ですから、この財源を使うべきということを私たちが申し上げているものではございません。