いまきたみらい
2026年6月8日·その他·ぶら下がり取材

【全文】天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議後ぶら下がり取材/政務調査会長・古川あおい(2026年6月8日)の要約

古川あおい政務調査会長が2026年6月8日の全体会議後ぶら下がり取材で、皇室典範改正のとりまとめ案についてチームみらいとして前向きな立場を示しました。

2026年6月8日、チームみらいの古川あおい政務調査会長が、皇室典範(天皇や皇族のあり方を定めた法律)改正に関する立法府全体会議後のぶら下がり取材に応じました。会議では皇位継承をめぐる二つの案が示され、チームみらいとしての受け止めが問われました。

会議で示された二つの案

今回のとりまとめ案として提示されたのは次の二つです。

  • 案①:女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持できるようにする 現在は、女性皇族は結婚すると皇室を離れるのが原則です。この案では婚姻後も身分を維持できるよう皇室典範を改正してはどうかと提案されています。ただし、すでに「離れることを前提に」お過ごしになっている女性皇族のご本人の意思を尊重することが考えられる、とされました。配偶者や子どもの扱いについては今回の案に記載はありませんでした。

  • 案②:旧宮家の男系男子を養子として迎える 戦後に皇籍を離れた旧宮家の男性子孫を養子縁組で皇室に迎える案です。有識者会議の報告書でも検討すべきと提言されていた内容です。「本人が意思を確認できる年齢」への配慮が必要とされましたが、具体的な数字は示されませんでした。また、養子となった方自身は皇位継承権を持たない、とされました。

チームみらいの立場は?

古川政務調査会長は、チームみらいとしてこの案に「前向き」だと述べました。チームみらいはもともと「有識者会議の報告書を尊重する」という立場をとっており、今回の二つの案もその報告書の方向性と一致しているからです。

ただし最終的な結論は「水曜日の会議で述べたい」とのことで、党内の各議員への説明・意見聴取を経て正式に判断する予定です。

「検討の時間が足りない」という懸念

古川さんが気にしていたのが、議論の時間の短さです。

  • とりまとめ案が内々に示されたのは金曜日の午後
  • 月曜日の会議で正式提示
  • 次の会議は水曜日

「中一日しかない」状態で最終的な方向性が決まろうとしており、国民が広く内容を知るのも月曜日からです。古川さんは「もう少し国民の反応を踏まえて考える時間があるべきでは」と指摘しました。

総意はとれているの?

今日の会議では「了とする」と明言した会派もあれば「おかしい」と反対した会派もあり、全会一致にはなっていません。古川さんは「大きな会派がおおむね了とする方向なので、国会で賛同を得られる内容という意味では総意と言えるかもしれない」としつつも、「総意という考え方による」と慎重な見方を示しました。

これからどうなる?

水曜日の会議でとりまとめが完了すれば、その内容が政府に渡され、政府が具体的な皇室典範改正案を作成する流れになります。その後、国会で改めて議論される見込みです。