2026年6月8日·その他·ぶら下がり取材
【全文】天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議後ぶら下がり取材/政務調査会長・古川あおい(2026年6月8日)の要約
会話形式(原文ベース)
- 記者まず今日、とりまとめ案が示されたと思いますが、どのような案だったか、またチームみらいとして、どのように捉えているかをお伺いいたします。
- 古川本日示された案は、主に二つの内容でした。 どちらも以前から議論されていた内容ですが、一つはが婚姻後も身分を保持する案、二つ目は、(の)を養子に迎える案です。 一つ目につきましては、婚姻後も身分を保持するとして、の改正を進めてはどうかということ。そして、現在のの方たちは、婚姻後は皇室を離れることを前提としてお過ごしになられていますので、ご本人の意思を尊重することが考えられるということでございました。 配偶者や子についての記載は、特にはございませんでした。 二つ目は、(のを)養子に迎える案です。もともとの報告書にもございましたように、の方を養子に迎えることも検討を進めていくべきだということでした。 対象について、ご本人の意思を確認できる年齢についても考慮するべきであると。具体的な数字への言及はありませんでしたけれども。 また、養子を迎えることができる方の対象範囲についても、これまででが認められていなかった趣旨も踏まえ、対象を定めるべきだということや、養子となられた方ご本人については、権は持たないこととするのが良いのではないかというような記載でした。 主には、その二つの内容で、その他は、をに設けること等でした。 チームみらいからは、まず本日示された案が最終的な決定ではないという前提に立った上で、受け止めを述べさせていただきました。 もともとチームみらいは、これまでの会議の中でも、の報告書を尊重すると申し上げておりましたので、今回についても、一案二案ともに、これまで我々が述べてきた方向性とも一致するものだと述べさせていただきました。
- 記者古川さん自身のご感想はありますでしょうか。
- 古川本日も、さまざまなの方がいらっしゃり、「」というものから「おかしい」というものまで、幅広い意見が出ておりました。従って、今回の意見をるにあたっては、かなりご苦労されたのだろうなというところで、とりまとめに関わられた方たちに対して敬意を表したいところでございます。 先ほど、年齢について数字の記載がなかったと申し上げましたが、一定、抽象的な記載にとどめることで、少しでも多くのをまとめたいという意思のようなものは感じました。 一方、今回の案が示されたのは、月曜日のこの会議であり、次回会議は水曜日に開催とのことですから、中一日しかございません。本日のとりまとめ案について、内々に案をお示しいただいたのは先週金曜日の午後でしたが、検討の時間を取るのがなかなか難しい。 加えて、具体的な案は、本日ホームページに掲載されるようですが、国民の皆様に広く読まれるのが本日で、水曜日には、結論めいたものに向けて議論が進んでいくと。もう少し、国民の皆さまのご意見や反応も踏まえた上で、考える時間があるべきだったのではないかと思うところです。
- 記者より国民の皆様の意見を聞いた方がいい。
- 古川そうですね。はい。
- 記者今後の進め方についての説明は、ほかにありましたでしょうか。
- 古川直近では、水曜日に次回会議が開催されるとのことです。そして、議長から直接そのように説明があったわけではありませんが、このとりまとめ案が今回まとまれば、それを政府に渡して、具体的な改正案の作成に入っていく。その上で、政府案を国会で議論していくという流れになると思われます。
- 記者チームみらいとして、今回の改正がどのようなものになればいいとお考えでしょうか。
- 古川現在の皇室の地位というものは、やはりに基づくという前提に立っておりますので、今回、具体的なの改正に向けて検討が前に進んでいくことは、評価をしたいと思います。この検討自体は、もともとに定められており、ずっと検討されなければならないことだったと認識しております。 その上で、先ほども申し上げた通り、やはりに基づいての現在の皇室制度でございますので、議論にあたっては、国民の意見を踏まえながら検討を進めていくことが望ましいと考えております。
- 記者今回示された案については、チームみらいとしては賛成ということでしょうか。
- 古川現時点で、前向きでございます。最終的な結論は、水曜日に述べさせていただこうと考えております。
- 記者もし改善を求めるとすれば、どのあたりを求められるのか、改めてお聞きしてもよろしいでしょうか。
- 古川「ここがこうなれば」というようなことではなく、党内でもまだ説明が済んでいないので、最終的な判断も含めて、結論は水曜日に申し上げたいと思います。
- 記者基本的な方向性としては賛成だと。
- 古川そうですね。はい。
- 記者水曜日は、各党がこの案に対する見解を述べる場ということでよろしいのでしょうか。
- 古川意見を述べる時間が正式に設けられているかどうか、明確には説明がなかったので、そこは事務局にも確認が必要と思います。
- 記者とりあえず水曜日に集まってくださいということですね?
- 古川そうです。
- 記者チームみらい党内の意見のは、どういう形で進めていくお考えでしょうか。
- 古川本日示された案について、党内の議員に説明をし、各々の見解を聞いていくという形になるかと思います。 それほど人数も多くありませんので、そもそも、この会議に臨むにあたっても、各議員からの事前に意見を聞いております。同様に、また各議員の意見を踏まえて、チームみらいとして、このような形で見解を示すことに対して異論はないかということを確認する作業になると思っております。
- 記者最終的に、の見解をまとめた上で、全議員に確認するのか。チームみらいさんとしては、どういうプロセスになるのでしょうか。
- 古川各議員の意見を先に聞いた上で、で決断することになるかと思います。
- 記者とりまとめ案の中に、「所要の措置が講じられる」「適時適切な措置が講じられる(ものとすること)」などの記載があったと思います。こういった文言に対する説明だったり、議論は、今日はありましたか?
- 古川具体の措置の仕方などについては、そもそも政府において対応されることでしたが、本日示されたとりまとめ案については、各項目について議長・副議長から説明がございました。 ただ、あまり具体的にというよりは、「こういう趣旨です」「の報告書が念頭にあります」というようなお話でございました。
- 記者今日の会議で、総意のとりまとめということですけれども、総意たり得るものになりそうだと古川さんとしてはお考えでしょうか。
- 古川今日、とりまとめ案に「」と明確に発言されたもいらっしゃいましたし、明確に「反対です」とおっしゃっていたところもありました。 その意味では全会一致ということにはなっていないです。さらに、議長に対して「総意とは何か?」を問う意見もありました。 ただ、天皇の地位はに基づくというところで、やはり国民の意思を踏まえたでの議論が総意であるというような説明が議長からございました。 大きなではおおむね「」という方向でしたので、国会で賛同を得られそうな内容という意味では、総意と言えるのかもしれないですし、一方で、少数の中では意見が割れているところもありました。ですから、総意というものの考え方によるのではないかと思います。