いまきたみらい
2026年6月19日·衆議院·委員会·内閣委員会

【全文】衆議院 内閣委員会 質疑/幹事長・高山聡史(2026年6月19日)の要約

高山聡史議員が衆議院内閣委員会で、世界の人材と資金を集める拠点づくり(GSC構想)について質疑をしました。

世界中から優れた研究者やお金(投資)を日本に呼び込むための、新しい拠点づくりがいま国会で話し合われています。チームみらいの高山聡史議員が衆議院の内閣委員会でこのテーマを取り上げ、小野田紀美・経済安全保障担当大臣らに質問しました。

どんな話?

話の中心は「GSC構想」(グローバル・スタートアップ・キャンパス構想:世界の人材と資金が集まるイノベーションの拠点を日本につくる計画)です。

  • いま各国は、税の優遇や魅力的な研究環境を用意して、世界の優れた頭脳・有望なスタートアップ・それを支える資金を奪い合っています。
  • 高山議員は「研究者や起業家が本気で挑戦したいとき、海外に行くしかない、という状況をなくし、国内にも戦える拠点をつくりたい」と訴えました。
  • 小野田大臣は「国内外の人材や資金を呼び込むことは産業の競争力や経済成長にとても重要」「世界最高水準のイノベーションの中心地(ハブ)を目指す」と答えました。
どこに、どう造るの?

拠点は、渋谷区・目黒区にまたがる都心の国有地に整備する予定です。

  • 立地で大事なのは、国際空港からの近さと、大学・VC(ベンチャーキャピタル=スタートアップに出資する投資会社)・スタートアップが集まる場所の近さだと議論されました。
  • 高山議員は「小さく始めて大きく育てる」やり方を提案しました。最初から巨大な施設を造るのではなく、必要十分な規模で早く安く立ち上げ、盛り上がりに応じて段階的に広げていく考え方です。
  • 政府も「まず安く小さく造り、その後は需要に応じて拡張するという方法を、国会の議論を通じてしっかり認識した」と応じました。
カギを握る「ベンチャーディレクター」

構想の成否を左右するのが、ベンチャーディレクターという役割の人です。

  • アメリカのDARPA(国防高等研究計画局:挑戦的な研究に投資する米政府機関)を参考に、研究テーマの選定・予算の配分・時には撤退の判断まで、大きな権限を一人に集めて素早く決められるようにする仕組みです。
  • 高山議員は「権限が本当に現場にあるか」「世界水準の人材を呼ぶには、思い切った給与や待遇が必要」と指摘しました。海外都市の報酬は日本の1.5倍ともいわれます。
  • 政府は「海外の拠点と比べても魅力ある待遇となるよう、柔軟に検討する」と答えました。
国はどう関わる?

最後に高山議員は、一見すると相反する2つの注文をしました。国は中途半端でなくしっかり支えること、その一方で口を出しすぎず現場の自由を尊重することです。

小野田大臣は「国がしっかり支えながらも、民間のノウハウや資金を最大限に活かし、運営法人が機動的かつ大胆に動ける環境を整えたい」と答えました。