いまきたみらい
2026年6月24日·衆議院·委員会·文部科学委員会

【全文】衆議院 文部科学委員会 質疑/広報本部長・河合道雄(2026年6月24日)の要約

河合道雄議員が衆議院文部科学委員会で通信制高校の実態把握について質疑をしました。

チームみらいの河合道雄議員が、衆議院の文部科学委員会で「通信制高校」について質問しました。通信制高校とは、毎日通学せずに自宅学習やレポート提出で単位をとる高校のことです。生徒の学習の進み具合や卒業後の様子を、もっとしっかり把握すべきだという提案でした。

そもそも通信制高校って?
  • 毎日学校に通うのではなく、自宅でのレポートやスクーリング(登校日)で単位を積み上げて卒業します。
  • 不登校を経験した生徒など、いろいろな背景を持つ子が多く通っています。
  • 一人ひとりのペースで学べる一方、学習の進み具合が外から見えにくいという課題があります。
学習の状況は見えている?

普通の高校には「留年(原級留置=同じ学年をもう一度やり直すこと)」があるので、勉強が遅れている子が統計に表れます。でも通信制は「単位制」で、留年という仕組みがありません。そのため、単位がなかなか積み上がらず在籍が長引いている子の状況が、今の調査では見えにくいのです。

  • 政府の答弁:昨年初めて行った実態調査で、4年以上在籍している生徒は公立で25.6%、私立で1.9%、平均で約7%いることが分かりました。
  • 河合議員:法改正にあわせた調査でも、この点をしっかり対象に入れてほしいと求めました。
卒業した後はどうなる?

河合議員は「卒業した時点だけでなく、その後の進路も追いかけて調べるべき」と主張しました。

  • 民間の調査では、卒業後に進路が決まらなかった子が「何もしていない」状態のまま固定化しやすいことや、進学先での中退率が高い傾向が示されています。
  • 松本洋平・文部科学大臣:通信制の卒業生の26.1%が進路未決定などで、他の課程より高い。ただ卒業後の追跡調査は学校の負担も大きいので慎重に検討したい。在学中の進路支援については調査研究を進めると答えました。
支援の体制は足りている?

最後に、特別な配慮が必要な生徒への支援について質問しました。

  • スクールカウンセラー(生徒の悩みを聞く専門スタッフ)の配置など、支援体制の実態を把握してほしい。
  • 「サポート校(通信制の学習を手助けする民間の施設)」と役割を分担している実態も調べるべき。
  • 政府:障害のある生徒への合理的配慮を一律に調査するのは難しいが、カウンセラーの配置などの体制は引き続き調べていく。情報公開や教育の質の向上にも取り組むと答えました。