いまきたみらい
2026年6月22日·衆議院·委員会·政治改革に関する特別委員会

【全文】衆議院 政治改革に関する特別委員会 質疑/国対委員長・峰島侑也(2026年6月22日)の要約

会話形式(原文ベース)

  • 峰島侑也
    チームみらい、峰島侑也です。まず、中北、谷口、本日はありがとうございます。 私からは、この三つの法案、提出されている法案の制度設計について伺っていきたいと思いますが、まず初めに、昨年、で自民党が提出したにつきまして、今回提出された法案を見比べてみますと、やはり、その公開の度合いというものがより後退しているように感じております。 先ほど中北先生の方からも少し発言がありましたが、あらためて、ここの、自民案にあった公開基準がむしろ後退しているんじゃないかという点について、お2人のお考えを、中北先生、谷口先生の順にお伺いできればと思います。
  • 中北浩爾 参考人
    お答え申し上げます。今回、修正されたというのは出されていませんので、そこに盛り込まれた内容というのは、今回の自民党、維新の案にはないということだというふうに理解しております。 前回の修正というのは、透明性、公開性をほぼマックスにまで広げるという内容がありましたので、私は、ここで与野党が合意形成していただくというのが一番よろしいかというふうに考えているようなぐらいの、私もこんなに全幅の賛意をすることはほとんどないんですけれども、前回の案というのは非常に優れた案だったと思いますので、ここで歩み寄っていただくというのがいいのではないかなというふうに思います。 オンライン提出によってデータベースにすべて載るということでもございますし、総務大臣の公開も、年間合計で5万円超ということですので、もう企業・団体献金については疑念が生じないというふうなところまで、もちろん、の問題とか、さまざまそれは残りますけれども、それはまた処罰されるということになりますので、この法案というのがいかに優れていたかということだと思いますので、ぜひ、これについても、チームみらいのほうでもしっかり検討いただければというふうに考えております。
  • 谷口将紀 参考人
    本日は、に関する三法案の審査について意見を述べるように求められておりますので、未提出の法案についてのコメントというのは差し控えさせていただきたいというふうに存じますが、さきの国会で提出をされたその自民党の公開の提出法案は、私は、まったくもって不十分であるというふうに考えております。これまでを研究してきた立場からすれば、これでワンストップですべてがガラス張りになっているとは決して言い難いものでございます。 たとえば、これは自民党案だけということではありませんが、現在考えられているのはのみ、しかし、今永田町で横行しているのは、いわゆる国会議員関係を故意に外す、国会議員の実質的な関係団体であるのにそれを外すというようなことであって、そういったものには網がかかってこないということもあるわけでございまして、ここはさらなる、少なくとも前向きに評価をすることはやぶさかではございませんけれども、最善だというふうな評価を下すことは、研究者の立場からとてもできないということでございます。
  • 峰島侑也
    お2人ともごありがとうございます。先ほど中北先生からも、ぜひ、与野党の合意に向かってという話がありましたが、現在、企業・団体献金という文脈において、与野党間、政党間の合意を行う妨げとなっているものが何だとお考えなのか、こちらも両先生にお伺いできればと思います。よろしくお願いします。
  • 中北浩爾 参考人
    私は、合意形成は可能だと思うんですけれども、なかなか高いところで合意形成するというのが非常に難しいというふうに思います。あと、これは、政党にとって、やはり打撃が大きい政党と少ない政党ということがございますので、なかなかその点で、禁止や制限強化になると賛同し難いという政党が、実際あると思います。したがって、たとえば機関紙のことだとかいろいろあって、トータルに考えるべきだという反論も出てくるわけなのです。 したがって、やはりここはちょっと一歩引いて、第三者機関で検討をして、そこの提言を待つというのも1個の方法でしょうし、一番ベースの部分の公開というところで合意形成するというのも1個の考え方かというふうに考えておる次第でございます。
  • 谷口将紀 参考人
    ご質問ありがとうございます。実は、与野党の立場というのは、前国会の間でもうかなり接近をしていると言ってよろしいかと思います。 本日のにおいても、中北と私の意見というのは、もちろん違いというのはございますけれども、いわばライスカレーかカレーライスかというような違いなのでございまして、合意が可能か、不可能かということになると、決して不可能ということはないのだろうというふうに考えておりますし、これまで、今日を含めたの場におきましても、甚だ僭越ではございますけれども、合意可能なゾーンというのを、私としてはお示ししてきた次第でございます。 ですので、端的に足りないものを申すとすれば、トップのご決断、これに尽きているかと存じます。
  • 峰島侑也
    ありがとうございます。私も、谷口先生がおっしゃっていたとおり、政党の決意といいますか、決定というところが今求められているのではないかと考えております。 そこで、中北先生に特にお伺いしたいんですが、先ほど中北先生も、政党によって打撃の多い少ないがあるという話がありましたが、そうした中で、今求められているのは、学識経験者による会議ではないんじゃないかと考えておりまして、まさしく政治の決断こそが求められているのではないかと考えておりますが、ここについて、あらためて中北先生のお考えをお伺いできればと思います。
  • 中北浩爾 参考人
    お答え申し上げます。最終的には、皆さまのほうで議決して、そして決めるという形のプロセスになります。 先ほど、第三者機関の答申に対する尊重義務の話が出ましたけれども、第三者機関を設ける一つのメリットというのは、皆さまのほうで委託した第三者機関から出てきた案というのを、そんなむげにはできないだろうというところで、まさに合意形成に資する可能性があるというところに置かれているのではないかなというふうに思います。 ただ、最終的には、皆さまの間で合意形成というのがなされるということに帰着するわけなので、ぜひ、国家国民のため、政治不信を取り除くという一点において、真摯にご協議いただくということが必要ではないか、このように考えておる次第であります。
  • 峰島侑也
    ありがとうございます。中北先生に続けてお伺いしたいんですが、先ほど谷口先生からは、との役割の重複についてコメントがあられたかと思いますが、その点について中北先生のお考えもお伺いできますでしょうか。
  • 中北浩爾 参考人
    前回の本委員会におきましても、この点については議論があったところだというふうに理解しております。 私は、別建てでつくるということも1個の考えかと思いますけれども、しかし、というものが設立が予定をされている、そこにおいて議論がなされて、提言というところに、これがある種、一致し得る部分として存在している以上、基本的にはというところで議論するほうがやはり制度的には分かりやすいんではないかなというふうに個人的には考えていますけれども、しかし、この点については皆さまの間で合意を形成していただくという必要があるんではないか、このように考えております。
  • 峰島侑也
    ありがとうございます。私も、まさしくこのとの重複のところは非常に気になっておりまして、可能であれば同じ組織で議論するべきではという考えを持っております。 続けて、すみません、こちらも中北先生にお伺いしてしまうんですが、先ほど谷口先生からもデータのご紹介がありましたが、やはり、政治家不信、政治不信というものは国民の中にないと言ったら嘘になるような状況だと思っておりますが、この政治家不信の原因を中北先生ご自身はどのようにお考えでしょうか。
  • 中北浩爾 参考人
    お答え申し上げます。政治不信はさまざまな理由があると思います。一つは、チームみらいさんがやっておられるように、やはり見える化をしていくということによって、つまり、透明性、公開性ということで、これでしっかり国民の監視の下にあるということを示していくというのが一つ重要な点かと思いますけれども、もう一つ、やはり昨今の政治不信の非常に大きな理由というのは、やはり一般の人々からすると、政党であるとか議員の皆さまが遠いところにあるんじゃないか、こういう感覚なんではないかというふうに感じます。 したがって、こういった点から、政治不信を解消するためには、やはり政治家、政党と有権者の接点を増やしていくということが必要ではないかなというふうに考えています。 この点からいっても、たとえば定数削減が望ましいのかどうかということにもなってくるわけなので、こういったことをトータルにぜひご検討いただければというふうに考えております。
  • 峰島侑也
    ありがとうございます。お時間が来ましたので、これで私のを終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。