いまきたみらい
2026年3月10日·衆議院·委員会·文部科学委員会

高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案についての要約

河合道雄議員が衆議院文部科学委員会で高校無償化の改正法案についてEBPM・データ公開・合理的配慮・デジタル化・入試改革をテーマに質疑をしました。

2026年3月10日、衆議院文部科学委員会で、チームみらいの河合道雄議員が「高校無償化」に関する法改正案について5つのテーマで質疑を行いました。

どんな話?

今回の法案は「高等学校等就学支援金(こうとうがっこうとうしゅうがくしえんきん)」の制度を改正するものです。就学支援金とは、高校の授業料を国が肩代わりする仕組みのこと。今回の改正でその対象や支給の仕組みが見直されます。

なぜ問題なの?

高校無償化は多くの家庭にとってありがたい制度ですが、「本当に効果があるのか」「お金の使い方は適切か」「手続きは便利か」といった課題が残っています。また、障害のある生徒が高校進学時に困らないような配慮も十分でないとの指摘があります。

議員の主張

河合議員は以下の5点について政府に質問しました。

  • EBPM(根拠に基づく政策評価)の活用: 「法施行から3年以内に制度を見直す規定があるが、どんな項目を検証するのか」と問いかけ、科学的な検証の重要性を訴えました。
  • データの公開: 公費(税金)の使い方や学校の教育成果を市民が確認できるよう、学校情報を一カ所にまとめて公開する仕組みの必要性を主張しました。
  • 合理的配慮(ごうりてきはいりょ)の徹底: 障害のある生徒が高校進学時に不安を感じないよう、高校での配慮についての周知・徹底を求めました。合理的配慮とは、障害がある人が困らないよう学校や社会が無理のない範囲で対応することです。
  • 申請手続きのデジタル化: 現在、オンライン申請の利用率は84.4%にとどまっており、残り約15%の改善が必要と指摘しました。
  • 入試制度の見直し: 私立高校と公立高校が同じ土俵で競えるよう、「複数の高校を受験料なしで受けられる仕組み」の導入を提案しました。
答弁の要点

松本洋平文部科学大臣や望月禎初等中等教育局長が各質問に答えました。具体的な施策の詳細については今後の検討が必要とされた部分もありました。

これからどうなる?

高校無償化の拡充は多くの家庭に直接関わるテーマです。公費の使い道の透明化、手続きの利便性向上、障害のある生徒へのサポート強化など、今回の質疑で挙がった課題が今後の制度設計に反映されるか注目されます。