いまきたみらい
2026年10月7日·その他·広聴本部の紹介動画

【新設】はじめまして!広聴本部です|AIインタビュー実演と「Plan C」の生まれ方、目指す新しい民主主義の形の要約

会話形式(原文ベース)

  • 加藤:
    みなさんこんにちは。9月17日に発足したチームみらいの新しい部署「」で本部長を務めております、加藤直樹です。
  • 秋山:
    同じくの秋山美穂です。
  • 加藤:
    本日は「」の初めましてのご挨拶と、実際に進めていることの実演も交えながらご紹介をさせていただきます。せっかくですので、私たちのことも知っていただきたく少し自己紹介をさせてください。 私は2026年衆院選後にチームみらいにジョインし、政務調査会に所属していました。 がこの9月に立ち上がったというところで、皆さんの政治への参加をどんどん増やせるような本部にしていきたいと思います。
  • 秋山:
    私は2026年5月にチームみらいに入社し、国会対策委員会で()やAI活用をメインに担当してきました。このでも、どんどん新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。 今お話ししたとおり、私も本部長の加藤も他のメンバーも含めは現時点で議員の配属がなく、党職員のみで構成されています。そういった党職員が任されているというのも、チームみらいらしい新しいところかなと思っています。
  • 加藤:
    確かに今期は議員の配属はなかったですね。今後どうなるかはわかりませんが、は他の本部や議員、サポーターの皆様とも連携する場面がとても多いと思います。チームで連携しながら進めてまいります。
  • では早速ですが、まず1つ聞かせてください。皆さんは「選挙で投票をする」ということ以外に、政治に自分の意見を伝えたことはありますでしょうか?
  • 秋山:
    伝えたことがある方でも、その声がその後どうなったかまでを知っている方は少ないのではないかなと思います。
  • 加藤:
    そうですよね。今の政治には普段の暮らしから政治に参加する入り口があまりに少ないんじゃないかと思っています。 私たちはその入り口を増やすためにつくられた部署です。
  • 秋山:
    今日その入り口の1つとして紹介する『』のテーマは、いま国会(※の)でも検討が進んでいる「子どもとSNS」です。お子さんがいる方もSNSで育った世代の方も、ぜひ見ながら一緒に考えてみてください。
  • 加藤:
    では早速、が何をする部署なのかという話をさせてください。今までの政治には、大きく3つの「分からない」があったと思っています。 国会や政党がそもそも何をやっているのか分からない 意見を言おうと思っても、どこにどうやって声を届ければいいのか分からない 頑張って声を届けられたとしても、それが読まれたのか、活かされたのか、届けた声がどうなったのかが分からない どうでしょう?皆さんなんとなく共感ができる部分もあるのかなと思うんですが、例えばやなど、意見を聴く仕組み自体は昔からありますが、あれって結構ハードルが高いですよね。
  • 秋山:
    私は体験したことがありませんでした。加藤さんはありますか?
  • 加藤:
    いやぁ、ないですね。やっぱり今まで選挙に行くということはするんですけど、それを超えて何か意見を伝えるみたいなことはやったことないですね。
  • 秋山:
    私も全くなくて、最近では自治体の方でも「出しませんか」みたいな通知も来るんですけど、なかなかハードルが高いなと思ってできていないのが実情です。このように政治に対して声を上げるハードルはまだ高いですし、届けた声のその後は本人にはほとんど見えないんですよね。
  • 加藤:
    そうですね。正直に言うと、チームみらい自身も同じ課題感を持っていました。「聴く」という仕事が開発や広報、政調などいろんな部署に散らばっていて、引き受ける場所が分散してしまっていたんです。
  • 秋山:
    だから作ったのがです。チームみらいはテクノロジーの力で誰もが政治に参加しやすい社会を作る「」という考え方を掲げています。はその中の「聴く」を担当する部署として立ち上がりました。
  • 加藤:
    なんですけれども、「聴く・磨く・動かす・伝える」という4つのサイクルで成り立っています。 今までのチームみらいには「磨く・動かす・伝える」に対応する部署はあったんですけれども、スタート地点の「聴く」という部署がありませんでした。その「聴く」というところを担っているのがです。国民の声を広く聴いて政策に生かす入り口として設置しました。 私たちは先ほどの3つの課題を、それぞれ解決していきたいと思っています。 国会や党で議論されていることをまる見えにして伝える 声を上げる入り口を作って増やして、ハードルを下げる 届いた声をどう分析してどう議論に生かしたのかを、できるだけオープンに返していく
  • 秋山:
    私たちはその中でも2つ目、「国民の声を広く聴いて、政策に変える(つなぐ)」を主に担うイメージですね。
  • 言葉で言ってもなかなか伝わらないと思うんです。なのでここからは実物をお見せします。今、声を聴くツールとして活用している『』です。 実演のテーマは冒頭でお伝えした「子どもとSNS」です。今国会では「こどもとインターネットのルールを見直す方向性」という中間整理の報告書が検討されています。 その中で「子どものSNS利用について何らか制限を設けるべきではないか」という論点が示されており、ではこの論点について誰でも答えられるを実施しています。 ▼「子どもとSNS」に関する・はこちら
  • 加藤:
    本日は私が実際にこのに答えてみたいと思います。実際には10分ぐらいかかるものなので、ここは編集で見やすく縮めてもらいます。 まず「」の「子どもとSNS」の解説ページからに飛ぶことができます。「始める」というボタンを押してプライバシーポリシー・利用規約に同意すればインタビューが始まります。 最初に「どういった立場で答えるのか」を聞かれます。今回の件で言うと、保護者であったり、年代であったり、どういった年代のお子様がいるのかというところに回答をしていきます。 続いて、今回の1番のテーマであるSNS利用に対して「何が1番懸念に思っているか」が聞かれます。単純に選択肢で選ぶだけではなく、1つ選ぶと「なぜそう思ったのか」であったり、「具体的にはどういったところが気になるか」というところを、AIが深掘っていろいろと質問をしてくれます。 答える時にもそんなにルールはなく、普段会話をするような形で口語で返してもらっても全く問題がないです。 例えば「アカウントを制限するべきだ」という意見に対して「具体的に何歳ぐらいから持てるようにするか」といった質問が来ます。大体「中学生か高校生くらい、判断が一定できる年代になった時からかな」ということを答えると、その年齢を目安にした理由について深く聞かれます。 そして、そういった制限・制約を誰がどのように作っていくのかという質問もなされます。「どこが決めたルールであれば納得ができるか」に対して「例えば国が決めるといいんじゃないか」と答えると、「なぜ国が基準を示す方がいいのか」という理由を聞かれます。 回答を続けていくと、自由形式で答えるだけではなく、「こういう候補や可能性があるんじゃないか」という世の中の議論の選択肢から答えやすい形で聞かれることもあります。 今はPCやスマートフォンの文字入力の形で答えていますが、実は最近、音声での回答にも対応しましたので、より答えやすさは増しているんじゃないかなと思います。 ちなみに裏側では、「子どもとSNS」というテーマの中でどういったところが主要な論点になっていて、どういったところに声が欲しいのかを事前にインプットしていまして、それに沿った形で全ての論点にちゃんと答えていただける仕組みになっています。(指示文)もオープンに公開されていますので、気になる方はぜひご覧ください。 一通り答え終わると、AIが今までの回答内容を踏まえてレポートを作成してくれます。どういった意見を述べていたか、スタンスや立場、具体的な意見をまとめてくれるので、修正があれば直し、問題なければ提出します。その際、世の中に公開するかどうかも選べます。次の日になって「もうちょっと言いたいことあったな」と思えば、再度同じインタビューに答えることもできます。
  • 秋山:
    横で見ていてすごく面白かったのは、アンケートに丸をつけるのと全然違うところです。答えるたびにAIが理由を聞いてくれるので、話しているうちに自分でも気づいていなかった考えまで言葉になっていくんですよね。
  • 加藤:
    実際私も答えていて、気持ちが揺れるシーンが多かったです。「子どもたちを守りたい」という気持ちと、「何か権利を取り上げてしまうんじゃないか」というためらいの両方があるんだなと気づかされましたし、そういった意見や理由を自分の言葉にしようとすると難しさもありますが、その中で考えが整理されて進化していく感覚があるんですよね。 これがの掘り下げ方の良さなんじゃないかと思います。
  • 秋山:
    では、こうやって集まった声がどう見えるようになるか見ていただきたいと思います。
  • 加藤:
    実はこのテーマ、現在もインタビュー募集進行中なんですが、現在までに219名の方が最後まで答えてくださっており、その中で549件の具体的な意見が集まっています。それらをで初期的に分析したものがこちらです。
  • 秋山:
    まず549件を整理すると、大きな論点が11個見つかりました。その中でも1番多かったのは「SNS利用を年齢によって制限するべきか」に関する121件です。
  • 加藤:
    やっぱりそこは気になるところですよね。
  • 秋山:
    そうですね。そしてこの年齢による制限、世の中では割と「賛成か反対か」「何歳以上か以下か」の2択で語られがちですが、今回集まった121件の声は3つに割れていました。 年齢で禁止する 段階的に広げる (機能に段階を作って、年齢とともに使える範囲を少しずつ広げる) 一律の制限はしない
  • 加藤:
    ここで(回答者)本人の言葉を見てみると、具体的な内容が見えてきます。 つまり、どちらも子どもを守ろうとしているのは同じで、具体的に守りたいものやどう守るかというところが違うわけですね。
  • 秋山:
    立場が違う人たちでも、実は同じことを心配していたんですよね。その合意している点をさらに深掘ってみると、 といった意見があり、抜け道や反動への懸念、学ぶ機会の重要さは、共通して合意できる観点として見えてきました。これらは賛成・反対の2択になっていたら見えていなかった風景だと思います。 皆さんの10分の回答がこういう形になって議論のテーブルに乗ることになります。
  • 加藤:
    もちろんこれらは自分から答えに来てくださった方の声なので、世論調査のような世の中の縮図ではありません。それでも意見の中身がここまで具体的に見えるのは、このの聴き方ならではなんじゃないかと思っています。
  • ところでこの論点、最後はどうやって決めればいいと思いますか?
  • 秋山:
    普通に考えたら多数決でイエスかノーですよね。
  • 加藤:
    そうですね。でも今回、声は3つに割れていました。どれか1つを選べば、残りの2つの声は「聞いたけれども採用しなかった」となってしまう。ただ、さっきの画面を思い出してみてください。
  • 秋山:
    立場は3つに割れていたんですが、「抜け道が心配」「急に解禁する方が危ない」「使う前に学ぶ機会を設ける」という心配は共通していましたよね。
  • 加藤:
    そして何より、3つ目の声「段階的に制限を設ける」というアイデアも見えてきました。これこそ我々が実施していきたい、新しい民主主義が現れている部分なんじゃないかと思っています。 共通しているところ・合意しているところについてはしっかり取り入れる。その上で、割れている部分については「なぜ・どのように」の解像度を高めていく。どの立場の人でも「それなら納得できる」という形を探していく。禁止か自由かの2択でも単に機械的に間を取るわけでもない第3の案です。 私たちはこれを「」と呼んでいます。
  • 秋山:
    今回の549件からもそのヒントが見えました。争点を「何歳からアカウントを持てるか」ではなく「年齢ごとに何ができるか」に変えるという案です。 試しに549件の意見をこの案に照らすと、乗れそうな声が182件、条件付きが57件、それでもぶつかる声が24件でした。
  • 加藤:
    この182件というのは、皆さんの声を分解して「この意見の人ならこの案に乗れそうだ」と推定した数字になります。答えてくれた方が実際にこの案を見て「いいね」と言ったわけではありません。 なので次にやるべきことは、この案を答えてくれた皆さんにもう1度見せて、「この具体的な案なら乗れますか?」「乗れないなら何が引っかかりますか?」というところをさらに聞いていくこと。さらに声を聴いた上で案を磨いていき、その案をまた聴いてもらう。理想はこの行ったり来たりを繰り返して案を良くしていきたいと思っています。
  • 秋山:
    そして私たちはこの549件の声を、政策の議論にそのまま使えるところまで整理して、政策を作るチームに手渡します。
  • 加藤:
    両側が乗れそうなの叩き台や、を作るヒントの抽出までをで行い、それを受け取った政策チームが専門的な検討を重ね、具体的な案に磨き上げていく。皆さんの声はこうやって党の中を流れていきます。 ここまで聞くと出来上がった仕組みの話に聞こえるかもしれませんが、正直に言うとまだ我々も試行錯誤の途中です。
  • 秋山:
    今日お見せした分析も、今の時点では集まった声を私たちがまとめた見本版です。現在まだまだ仕組みを絶賛開発中です。
  • 加藤:
    はまだできたばかりの部署です。なのでこの動画は何かの完成報告ではなく、「これから本部としても磨いていきます、動き続けていきます」といった宣言も含んでいます。
  • そして、これから作ろうと考えているものについても少し共有させてください。
  • 秋山:
    まず今実演したような『』の本数と質を増やして声の入り口を太くします。
  • 加藤:
    意見の分かれ方と両側が乗れる案の候補が見られるようになるツール『』。 いろいろな意見に対して賛成か反対かで答えていったときに、多くの人がどう答えているのか、その中で自分はどんな意見を持っているのか、というところが地図上でされていきます。それを踏まえてへのヒントを獲得できるようなツールです。
  • そして少人数のオフラインの場で、聴く→磨く→動かす→伝えるというのサイクルを一通り体験することができる『』。 一部屋3人〜5人の中で、AIがファシリテーターになりながら、いろいろな案や意見に対して議論を重ねていきます。その中で同じような意見を持っている人、異なった意見を持っている人、そういった人をミックスして議論を重ねることでその場で新しいを出すところまで体験をすることができます。
  • 加えてこういったいろいろなツールであったり取り組みがうまくいっているかの物差しも作りたいと思っています。 対立が本当に緩んだか、前より本当にいい案になったかを定義して測り、サイクル自体の改善につなげる『』。こういったものも作成を進めていきたいと思っています。
  • さらに作ったツールについてはチームみらいの中だけで使うのではなく、誰でも使えるとして公開していきます。
  • 秋山:
    これまで声を上げる場所がなかった、SNSで溢れ出た感情を出すしかなかったと感じる方に向けて、声を「聴く」入り口を整える役目。それがです。
  • 加藤:
    これはイメージでちょっと夢物語ではあるのですが、本当によく考えることがあります。 数年後、何か社会で大きく意見が割れるテーマが出てきたとき、分断された、あるいは否定ばかりの怒鳴り合いのコメント欄ではなくて、何万人もの実際の声が集まり整理されて、どこで合意ができて、どこで引っかかっていたものを踏まえた熟議がなされている。 そこから第3の案「」というものが生まれている。ただぶつかるだけでは生まれなかった納得感というものが生まれている。 そういう景色をこの国で実現してみたい。それこそが新しい民主主義の形を実現したと言えることだと思いますし、チームみらい、そして私たちが目指しているところです。
  • 秋山:
    加藤さん熱いですね!
  • 加藤:
    と言っても、まだまだこれからではあるんですけど、でも本気でそういったところを目指したいと思っています。
  • 秋山:
    ここまでご覧いただきありがとうございました。最後にお伝えしたいことがあります。の私たちから皆様への最初のお願いとして、あなたの声を聴かせてください!
  • 加藤:
    記事の最後に「に期待すること」というのリンクを置いています。今日の実演でご覧いただいたようなインタビューの体験ができますので、ぜひ試してみてください。
  • 秋山:
    「に期待すること」のに対して届いた声や、がどのように進化していくのかも、今後定期的に報告していく予定です。
  • 加藤:
    秋山さんどうでしたか?初めての動画収録。
  • 秋山:
    私は実は「解説してみた選手権」に出ているので初めてではないんですけど(笑)、でもすごく緊張しました! ▼秋山が出演した「」解説動画はこちら
  • 加藤:
    日頃チームみらいの議員もよくここで喋っているんですが、いざカメラを向く側になると、なかなかうまく話せないもんだなと思って緊張していますが、これからもっとこういう発信の機会も増やしていけるといいなと思ってます。 チームみらいはの実現に向け、こうした取り組みの過程を記録して、できる限りオープンに「まる見え」にしていきます。 今後も我々の取り組みを見て「応援したい!参加したい!」と思ってもらえるよう頑張っていきたいと思いますので、ぜひチャンネル登録と高評価もお願いします。
  • 加藤・秋山:
    ありがとうございました! ▼動画本編では、実際の操作画面や分析スライドをご覧いただけます。 ▼【チームみらいの「」に期待すること】実施中!