2026年10月23日·衆議院·委員会·安全保障委員会
【全文】衆議院 安全保障委員会 質疑/宇佐美登(2026年10月23日)の要約
宇佐美登議員が衆議院安全保障委員会で災害派遣やサイバー防衛、無人アセット、対ポーランド関係について質疑をしました。
チームみらいの宇佐美登議員が、衆議院の安全保障委員会で質問に立ちました。自衛隊の災害対応、サイバー防衛、無人機の活用、ポーランドとの関係強化などについて、小泉進次郎防衛大臣と茂木敏充外務大臣に考えをたずねました。
災害派遣で自衛隊の負担は大丈夫?
宇佐美議員は、2004年の新潟県中越地震で被災した経験を紹介しました。自衛隊が支援に来て、町の人たちが顔を上げ始めた様子を振り返り、現在の災害派遣に感謝を述べたうえで、現場の負担が増える中での部隊の運用体制をたずねました。
- 小泉大臣は、災害派遣が増えていると説明しました。
- 自衛隊は「何でも屋」ではなく、自衛隊にしかできない役割に力を発揮すべきだと述べました。
- 本来任務である国防の負担も増えているため、民間の防災力(地域や企業などが自分たちで災害に備える力)を社会全体で高める視点が欠かせないと答えました。
トップ同士の連絡はどうしている?
宇佐美議員は、各国の要人と直接やり取りできる環境の大切さを指摘し、防衛外交の基本姿勢をたずねました。
- 小泉大臣は、状況が急速に変わるため、トップ同士がすぐ連絡できることが重要だと答えました。
- 例として、北朝鮮のミサイル発射などの際にNATO(北大西洋条約機構)のルッテ事務総長とテキストで直接やり取りしたことを挙げました。
- 欧州とインド太平洋の安全保障はつながっているという発信につながったと説明しました。
サイバー攻撃やAIへの備えは?
AIの進歩でサイバー攻撃が高度になっているとして、宇佐美議員は防衛省・自衛隊のサイバー体制強化とAI活用への決意をたずねました。本日、チームみらいの安野貴博党首がデジタル担当大臣に緊急提言を出すことも紹介しました。
- 小泉大臣は、今月からアクティブサイバーディフェンス(攻撃の兆しを早く見つけて対処する取り組み)の権限が付与されたと説明しました。
- 人材育成の拠点を久里浜駐屯地に置き、陸海空で共同の育成を行っていると述べました。
- ゼロトラスト(社内外を問わず常に安全を確認する考え方)に基づくシステム設計を進め、AIも活用すると答えました。
無人アセットとヨーロッパとの協力
宇佐美議員は、外務委員会でポーランドとスウェーデンを訪れた経験にふれ、自衛隊を無人機などを駆使する組織に変えたいという方針を踏まえて、スウェーデンとの会談の成果をたずねました。
- 小泉大臣は、7月のNATO会合でスウェーデンの国防大臣と会談したと述べました。詳細は控えるとしつつ、欧州の危機感は日本の想像以上だと話しました。
- 防衛生産・技術基盤での連携について、有意義な議論ができたと答えました。
ポーランドとの関係はどうなる?
- 茂木外務大臣は、スロバキアでのポーランド外相との会談で、具体的な協力案件を見つけることが重要だと伝えたと説明しました。ウクライナの復興拠点としてのポーランドの重要性も確認したそうです。
- 宇佐美議員は、この4年間ポーランドと防衛大臣同士の会談がないとして、早期実現と装備品・技術移転協定の締結に向けた努力を求めました。
- 小泉大臣は、国会の理解も得ながら会談の機会を探りたいと答えました。