いまきたみらい
2026年10月23日·衆議院·委員会·安全保障委員会

【全文】衆議院 安全保障委員会 質疑/宇佐美登(2026年10月23日)の要約

会話形式(原文ベース)

  • 宇佐美登
    皆さま、おはようございます。チームみらいの衆議院議員の宇佐美登でございます。 この前までで茂木先生と10回ぐらいやり取りさせていただきまして、ありがとうございます。ここの中だと1993年組は浜田先生と茂木先生と私ということで、あれからもう33年たつんですけれども、安全保障環境はめちゃくちゃ変わりましたね。本当に心配なことばかりなんですけれども。 まず最初に、本日は10月23日ということで、今から22年前の2004年、が発生したその日でございます。実は私、超党派のエネルギー関連の議連で柏崎原発を視察した直後にほかの議員たちと一緒に被災をしました。結果、死者69名、全壊住宅3,000棟を超えるというものすごい被害でありました。 ところが、翌日朝、宿で作って用意していただいた、あらん限りのお米でおにぎりを作っていただいたりお水を持って小千谷の町役場に行ったら、ちょうど自衛隊の方々が派遣をされて手伝いに来ていただいて、それまでうなだれていたんです、皆さまもう、水ももちろん出ないし食べ物もなくてという中で、そこで、地図を見ながらここでこんな被害があるんじゃないかなんという話をやり始めたら、みんなが顔を上げ始めて、これからだということになったんですね。 この1年、大臣就任されてからも、全国各地での、あの熊本もそうですし、水害、千葉もそうです、もう本当に大雨水害がたくさんあります、そんな中で、災害派遣が実施されていること、昼夜を問わず現場で尽力されている自衛隊の皆さまに私は心より感謝と敬意を申し上げたいと思います。 というのも、この間、私、前回落選したのが2005年で、誰が総理大臣だったかなと思ったら、お父様が、例ので落選をしてから21年間、雌伏のときを過ごしてまいりまして、おかげで逆に、おかげでというのはあれなんですけれども、2011年の3.11で父方の親族を津波で多数失って、そこに駆けつけて復興支援を10年余りさせていただくこともできて、ずっと私、大田区、品川区、伊豆七島、小笠原という旧東京2区でで当選をさせていただいた中で、山の生活、そして漁業の皆さまたち、そういった皆さまたちの生活もつぶさに見せていただくこの12年でありました。 そんな中で、災害対応を始め、ときにも、で、自衛隊の皆さま、本当に助けていただいたんですが、現場の負担が増す中で、部隊の運用体制の維持整備及び防衛大臣としての所見をまずお聞かせいただければと思います。お願いします。
  • 小泉進次郎 防衛大臣
    ありがとうございます。 2005年については息子としては何にも言えませんが、こうやって議論を前向きにさせていただくこと、ありがとうございます。 今、先生から災害派遣についてお話がありましたけれども、最近、やはり災害派遣が増えています。その中で、やはり、ご理解いただきたいのは、最近も参議院で、なぜ自衛隊がをやらないのかという事実に基づかない批判がありましたけれども、自衛隊は何でも屋ではありませんから、本当に自衛隊にしかできないことを発揮しなければいけないという中で、やはり、自衛隊自身が、国防における本来任務の負担が増えている中で、災害対応も増えている、これで力がそがれるというようなことがあってはならないと思いますので、やはり、民間の防災力を社会全体としてもどのように高めていけるか、こういった観点は不可欠だと思います。 一方で、国民の皆さまの中でこれだけ自衛隊が信頼を高めてきたことは、災害派遣における、先ほどのの実感もそうですし、自衛隊の皆さんが来てくれて本当に救われたとか、こういったことはものすごく重要なことだと思っています。そこも踏まえて、よく国民の皆さまにご理解をいただけるように努めていきたいと思います。
  • 宇佐美登
    ありがとうございます。 難しいですね、このバランス。加えて、この安保委員会というのは、安保の話を始めると、もそうなんですけれども、言いたくても、大臣、なかなか言えないことがいっぱいあるし、でも、やはり国民の皆さまにもっともっと理解を深めていただきたい、そのせめぎ合いの中で、両大臣、ご苦労されているかと思います。 数か月前、大臣、ある在日大使公邸でのレセプションでご一緒させていただいて、大臣が大使と英語でぺらぺらとしゃべっていてすばらしいなと思いながら、そのときに、ふと見たら、直接ホットラインを交換していたんですよ。これは、今までのいろいろな大臣、もちろんやっていらっしゃると思うんですけれども、非常に私は大事だと思うんですよ。特に、これだけ複雑化して、その安全保障環境の中で、各国要人と直接対話できる環境というのは、もうつくっておいていただけたらと本当に思っています。 もちろん、茂木外務大臣も、もうベテランの中の一番のベテランで、各国のトップクラスの皆さまたちと昼夜を問わずやり取りされていると思いますけれども、防衛大臣として、これまでの防衛外交、は余り言わないらしいですけれども、今後のトップ外交に臨む基本姿勢、戦略についてお尋ねいたします。お願いします。
  • 小泉進次郎 防衛大臣
    そうですね、今のも話を聞きながら、どこの大使館で先生とご一緒だったかというのを思い出しましたけれども、今、急速に状況は変わりますので、タイムリーにトップ同士が連絡が取り合えるということがどれだけ重要かというのは感じています。 たとえば、一つのエピソードを挙げれば、6月に、のサミットにトルコのアンカラへ行きましたけれども、直前で北朝鮮のミサイル発射があり、そしてまた、中国による潜水艦からの発射型のミサイル発射などもありました。こういったことについてタイムリーにのルッテ事務総長とも直接やり取りをしていた中で、その直後にのルッテ事務総長が記者会見をして、今、日本の防衛大臣からこういうテキストが来て、まさに、我々、起きていることは、欧州大西洋とインド太平洋は安全保障は一体不可分だという記者会見をルッテ事務総長がしてくれたように、トップに我々の周辺で何が起きているかということを直接入れるということを会っていないなかでもやるということは日々心がけています。 これからも、そういったことを絶やさず、日本の同盟国、との連携を強化していきたいと思います。
  • 宇佐美登
    ありがとうございます。 まさに今、テキストでやり取りができるので、電話以外も含めてがんがんと連絡を取り合いながら、日本の、そして世界の平和のために力を注いでいただきたいと思います。 次に、これは今、の問題、前半の議員の先生たちからも質問がありましたけれども、AIの急速な進展で、のの話も、私、この国会の中で一番最初にで取り上げさせていただいて、茂木大臣にもお伝えをさせていただいたわけでございますけれども、たぶん、そのとき、ほとんどの議員の先生たちも、役所の皆さまも、ここまでの話かというぐらいの話が4月に起きたわけでございます。そして、それからどんどんどんどんの高度化、そして情報漏えい事案が発生しているという中で、本当に政府一体となった対策が不可欠だと思っております。 実は、本日、デジタル担当大臣に対して、わがチームみらいの安野貴博党首が、AI時代のと相次ぐ情報漏洩から国民を守るための緊急提言を提出をさせていただくことになっております。元々、AIエンジニアで仕事をしてきた党首でございますし、我々の議員の中でも何人もそのプロがいるということ、党職員も半分以上、実はたぶんそういった分野の方々のお力添えをいただいているという状況であります。 そんな中で、・自衛隊も日常的にたぶん高度なにさらされていると思いますけれども、そのサイバー体制、及び自衛隊のサイバー体制の強化、最先端AIも活用していく、今日提言でも申し上げるんですが、向こうがAIで来るならこっちもきちっとAIを使ってやっていかないといけない時代になるわけでございます。絶対的な情報保全に向けた大臣の決意と所見をお願いいたします。
  • 小泉進次郎 防衛大臣
    サイバーについては、極めて今国民の皆さまの関心も高く、そして、日々不安に思っている方々も多いと思います。 ・自衛隊としては、今月から、特に、この権限が付与されたところでありますので、10月1日に私はのところに視察に行きまして、隊員の皆さまに今後もよろしくという形で激励、視察もさせていただきました。 そして、この、サイバーに係る人材育成は、私の地元の久里浜のが今行っていまして、かつては陸上自衛隊のサイバーの育成をやっていたんですけれども、今では海上自衛隊、航空自衛隊含めて共同の人材育成の拠点になっております。 そういったことに加えて、具体的に申し上げれば、の活用、そして、の考え方に基づくシステム設計、運用といった基本的な対策を確実に実施するとともに、先ほど述べたようなサイバー防衛能力の強化に取り組んでいます。 引き続き、AIも活用しながら、の確保に努めていきたいと思います。
  • 宇佐美登
    ありがとうございます。 省内ではまだこのAI活用というのは明確にうたわれていないようなので、今大臣がそう答えていただいて、ほっとしました。ありがとうございます。 第4番目ですけれども、の話をさせていただきたいと思います。 大臣、自衛隊を世界一を駆使する組織へ変革したいなんという話をところどころで聞いておりますけれども、実は、今年7月に、隣にいる國場先生が委員長で率いてくださって、でポーランド及びスウェーデンの訪問をし、両国の外交委員会との議論や、また、ドローン関連企業との意見交換も行わせていただきました。 スウェーデンでは、迎撃ドローンの実証試験も一緒に拝見させていただくことができました。さらには、ストックホルム国際平和研究所での議論もさせていただいたわけでございますけれども、そんな中で、スウェーデンの防衛大臣とこの7月にも大臣は会談をされております。 ぜひ、言えることを、ちょっと余分に言ってもらったらなお一層いいんですけれども、具体的成果と二国間の協力の展望についてお伺いいたします。
  • 小泉進次郎 防衛大臣
    先ほど、私、6月と言いましたけれども、今委員からご指摘があったように、7月の間違いでしたね。7月として訂正します。この7月のの会合の際に、スウェーデンのヨンソン国防大臣と会談を行いました。 会談の中身について詳細は控えますが、先方もありますから、ただ、これは共有したいと思うところは、ヨーロッパの国々の危機感の強さは、我々が思っている以上です。この危機感が、先ほど、これはスウェーデンではなくフィンランドの例ですけれども、今まで認めなかった核持込みを認めるなどの大きな大胆な政策変更になっているのは、やはりどれだけの脅威を今感じているか、これは、のさまざまな平時との境界がもうなくなってしまったかのような、こういった状況に対する危機感もあります。 ですので、をどのようにスウェーデンとも連携をするのか、こういったことについて大変有意義な議論をさせていただきました。
  • 宇佐美登
    ありがとうございます。 そのの視察のときに、スウェーデンの外交委員会の皆さんと議論したときも、國場委員長からの質問に対しても、やはり、野党といえども、八・八党派、すべてまとまってこの安保については一緒にやっているんですという向こうのをいただいて、まさにそのとおりだ、国を守るためには一緒にやっていかなければならないということでございますが。 外務大臣、すみません、お待たせしました。 8月31日に、スロバキアにおいて、ポーランドの副首相兼外相シコルスキさんとお会いをされて議論されたと伺っております。ここも、外相会談の具体的な成果と手応え、教えていただけたらと思います。
  • 茂木敏充 外務大臣
    8月、スロバキアの方を訪問しましたのは、、この外相会談、これが主な目的でありまして、そのマージンにおきましてポーランドのシコルスキ外相との会談を行いまして、本年4月のトゥスク首相訪日に際して両国の首脳で一致をいたしました包括的、に基づく両国間の協力について議論を深めたところでありまして、私からは、やはり具体的な成果が必要だね、具体的な協力案件を発掘していくことが重要だねという話をさせていただきました。先方からは、安全保障分野における協力を含めて日・ポーランド関係を一層強化していきたいとの発言がありました。 また、ウクライナ情勢、ウクライナ支援、当然、ポーランドは隣国でありますから非常に関心も高いということで、それにつきましても、恐らく復興の一つの拠点になっていくのがポーランドということになると思います、たとえば住宅を建てるといっても、ポーランドで主な部品を作って、そしてそれをウクライナに持っていって組み立てる、こういったこともあるんだと思いますが、そういう事業拠点としてのポーランドの重要性、確認をした上で、復旧復興の推進のため、引き続き連携していくことにいたしました。 ちなみに、当然、東アジア情勢であったりとかインド太平洋情勢につきましても、日本の認識、しっかりとお伝えしたところであります。
  • 宇佐美登
    ありがとうございます。 もう本当に、世界のネットワークを茂木大臣はフルに使いながらお仕事いただいているということで、ありがとうございます。 実は、ウクライナ、日本人商工会の皆さまは今ポーランドにいらっしゃるということで、これまた國場当時委員長のおかげでその方々とも話をさせていただいたんですけれども、実は、もうこの3年で日本の企業がポーランドに100社以上進出をしているということ、そして、ポーランドの大学には日本語の学科が3つもあるんだということで、これまで何十か国かいろいろお邪魔させていただく中で、大使館の通訳の方も含めて本当にぺらぺらな日本語をしゃべってくださる現地の方がいるということで、非常に、親日の話も含めて、いただいたわけでございます。 お時間なので、最後の質問でございますが、今るる申し上げたポーランドと日本との関係、防衛副大臣会談があって、首脳会談があって、外務大臣会談ということで、この数年間の間、3年間の間にどんどんと進んでいるわけですけれども、この4年間という感じでいうと、防衛大臣間の会談が実施されておりません。ぜひとも早期に実現をしていただきたいし、先ほどの外務大臣からのにもありましたように、両国間における安全保障を進めるという中で、の締結に向けた努力も外務省、にも期待しているところでございますけれども、防衛大臣から、最後、ごをお願いします。
  • 小泉進次郎 防衛大臣
    ご指摘のとおり、2月に防衛副大臣が会談を行いましたが、この4年間、大臣会合がない中で、そういった会合が持てるように、国会のご理解も得ながら、そんな機会も探っていければと思います。
  • 宇佐美登
    ありがとうございました。