2026年10月26日·その他·ぶら下がり取材
【全文】衆議院選挙制度 現行制度の見直し案(座長案)への賛否表明 ぶら下がり取材/国会対策委員長・高山聡史(2026年10月26日)の要約
高山聡史国会対策委員長が10月26日のぶら下がり取材で、衆議院選挙制度の座長案に賛同しかねると話しました。
チームみらいは2026年10月26日、衆議院の選挙制度の見直し案(座長案)に「賛同しかねる」という結論を出しました。国会対策委員長の高山聡史さんが、記者の質問に答えた内容をまとめます。
座長案ってどんな内容?
- 比例代表の議席(比例定数)を31減らす
- 比例代表の議席の配り方を修正サンラグ式にする(各党の得票数に応じて議席を割り振る計算方法の一つ)
この案について、チームみらいは議員団と執行役員会で話し合いました。
なぜ賛同しないの?
チームみらいが大切にしたい点は2つです。
- 死票(当選に結びつかなかった票)を減らし、得票率が議席数に反映されること
- 新人にも当選の機会があり、国会議員の入れ替わりが健全に進むこと
サンラグ式は、チームみらいがこれまでも訴えてきた方法です。ただ、議席を31も減らすと、全体としては死票を減らしたり新人の当選機会を保ったりしにくくなると考えています。そのため、現行制度の手直しとしてふさわしくないという判断になりました。
「31」という数字をどう見る?
自民党は、2015年と2030年の人口減少率を反映して31という数字を出したと説明しています。これについて高山さんは次のように話しました。
- 2015年の人口あたりの議員数を良しとするなら、その理屈は立つ
- ただ、過去の方が人口あたりの議員数は多かった。国際的に比べても、そもそも妥当な議員数はどのくらいかから議論すべき
- 2030年の推計は上にも下にも振れうるので慎重さは必要。ただ、それは減少率の幅の話で、妥当な水準の議論の方が大きい
どんな見直し案ならいい?
- 今より得票率と議席数の配分が近くなる
- 新人も当選できる可能性が一定程度ある
こうした改善の方向が示されていれば、方法はチームみらい案以外でも、他党と話し合えるとしています。
今回の見直し案は、抜本的な改革の前段階という位置づけです。高山さんは「抜本改革が大事なのは各党一致している。そこに向かう手直しが必要で、今の案は進むべき方向ではない」と述べました。
これからどうなる?
実務的な議論はまだ続きます。チームみらいは、賛同はしないものの議論にはオープンで、建設的に話を進めたいとしています。
なお取材の最後には、福田元総理の訃報について聞かれ、「お悔やみを申し上げたい」と述べました。