2026年10月26日·衆議院·委員会·政治改革に関する特別委員会
【全文】衆議院 政治改革に関する特別委員会 質疑/広報本部長・峰島侑也(2026年10月26日)の要約
峰島侑也議員が衆議院政治改革に関する特別委員会で供託金と議員定数削減の影響について質疑をしました。
2026年10月26日、衆議院の政治改革に関する特別委員会で、チームみらいの峰島侑也議員が質問しました。テーマは、選挙に出るときに預けるお金「供託金」と、衆議院の「比例」議席を減らす案の2つです。
供託金って何?なぜ問題なの?
- 供託金とは、立候補するときに国に預けるお金のことです。一定の票を取れないと返ってきません(没収されます)。
- 日本では小選挙区で300万円、比例代表で600万円です。峰島議員は、世界で突出して高いと指摘しました。
- 政府参考人によると、G7の中で供託金があるのは日本とイギリスだけです。イギリスは500ポンド(約11万円)です。
- 供託金がない国では、代わりに一定数の署名を必要とする国もあるそうです。
供託金はなぜ増えてきたの?
- 供託金は大正14年、男子普通選挙が始まったときに作られました。目的は、真剣に当選を目指さない「泡沫候補」を防ぐことと説明されています。
- 昭和44年は30万円でしたが、平成4年には300万円と、約23年で10倍になりました。
- 同じ期間の物価は約3.2倍でした。峰島議員は、物価以上に上がっていると指摘しました。
議員の主張と大臣の答え
- 峰島議員は「泡沫候補かどうかを決めるのは制度ではなく、国民の意思であるべき」と述べました。
- 300万円や600万円が用意できず、出馬をあきらめる人も多いはずだとも話しました。
- 政党間の協議では没収点(返してもらえる最低ラインの票数)を下げる案はあっても、供託金そのものを下げる案はないそうです。
- 藤井比早之総務大臣は、選挙制度の根幹に関わることなので、各党各会派でよく議論してほしいと答えました。
比例を減らすと何が起こる?
与党側は、衆議院の比例の議席を減らす案を示しています。45議席は衆議院全体の約1割ですが、比例だけで見ると2〜3割にあたります。
前回(令和8年2月)の衆議院選挙の当選者は次のとおりです。
- 女性:小選挙区は28人(9.7%)、比例は40人(22.7%)
- 新人:小選挙区は42人(14.5%)、比例は64人(36.4%)
比例では、女性も新人も小選挙区の約2.5倍の割合です。峰島議員は、比例を減らすと女性や新人が政治に入りにくくなると訴えました。
これからどうなる?
供託金も議員定数も、各党の話し合いで決まります。峰島議員は、今回の見直しに供託金の引下げが入らなくても、今後も議論を続けたいと呼びかけました。