いまきたみらい
2026年4月15日·その他·ぶら下がり取材

【全文】天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議後ぶら下がり取材/政務調査会長・古川あおい(2026年4月15日)の要約

古川あおい議員が皇位継承を巡る全党派会議後の取材で、女性皇族の身分保持や旧宮家男系男子の養子縁組について話しました。

チームみらいの古川あおい議員が、皇位継承の在り方を議論する全党派の全体会議に初めて出席した後、記者団のぶら下がり取材に応じました。会議では女性皇族の身分や旧宮家出身の男系男子の養子縁組について各党の考えが交わされ、チームみらいの立場が問われました。

どんな話をしているの?

国会では今、安定的な皇位継承(天皇の位を将来にわたって安定的に受け継いでいくための仕組み)について、全党派が集まる会議で議論が続いています。今回の会議で取り上げられた論点は主に2つです。

  • 女性皇族の婚姻後の身分: 女性皇族が結婚した後も皇族のままでいてもらうかどうか
  • 旧宮家の男系男子の養子縁組: 戦後に皇族から離れた家系の男性を、現在の皇族に養子として迎えるかどうか

どちらも、皇族の数が減ってきている状況を踏まえて「皇族数をどう確保するか」を考えるための案です。

チームみらいはどう答えた?

古川議員は次のような考えを示しました。

  • 女性皇族の婚姻後の身分保持は、皇族数の確保の観点から重要な方策として支持する
  • ただし、その配偶者(結婚相手)や子は一般国民のままが望ましい
  • 旧宮家男系男子の養子縁組は可能性のある方策だが、賛成・反対と単純に分けられる話ではなく、具体的な制度設計が重要

また、女性天皇については「歴史上にも例があるためあり得る」、女系天皇については「過去に例がないため慎重に考えるべき」と整理し、党首の安野貴博代表がこれまで会見で述べてきた方針と一致する立場であると説明しました。悠仁親王殿下までの皇位継承の流れをゆるがせにしないという認識は他党と共有しているとも述べています。

配偶者を「一般国民のまま」とする理由は?

記者から理由を問われた古川議員は、有識者会議の報告書でもまずは皇族数の確保を進めるべきとの提案がなされていることを踏まえ、「女性皇族の婚姻時の身分保持」がそのための一つの対策になる、と説明しました。配偶者まで皇族とする必要はないという判断のようです。

これからどうなる?

会議では、新しい会派である中道の意見がまだまとまりきっていないため、1ヶ月後をめどに中道側が意見を取りまとめ、再び全体会議を開くことになりました。古川議員は、附帯決議(国会で「これは早く検討してね」と申し送りされた事項)からだいぶ時間が経っており、まとめられる部分から速やかに進めるべきという認識は他党と一致していると述べました。

その一方で、今国会で皇室典範改正までまとめられるかについては「自分たちだけで決められる話ではなく、他党との調整次第」として断言を避けつつ、幅広く合意形成を試みることが重要との考えを示しました。